2026.9.3

京都の小さな博物館・水族館3選

路地水族館

京都の小さな博物館・水族館へ。個性あふれる3つのスポットをご紹介

博物館や水族館が好きで、時間を見つけてはよく足を運びます。
京都国立博物館や京都水族館のような大きな施設ももちろん好きなのですが、個人的に特に惹かれるのが小さな私設博物館や水族館です。

誰かの「好き」が高じて生まれたような場所には、大きな施設とはまた違った魅力があります。その分野を好きな人の部屋を、少しだけのぞかせてもらっているような感覚があり、展示を見ているだけでもわくわくしてきます。

今回は私が訪れた、京都の小さな博物館・水族館を3カ所ご紹介します。

京都 路地水族館

京都 路地水族館
京都 路地水族館

京都・先斗町の路地に現れる「路地水族館」

最近足を運んだのが、先斗町にある「路地水族館」です。
京都らしい先斗町の真ん中にある細い路地に、金魚を中心としたたくさんの水槽が並べられており、自由に見ることができます。
大きな看板があるわけでもなく、知らなければそのまま通り過ぎてしまいそうなほど、ささやかな水族館です。
しかし、昔ながらの京都の路地と、ゆったり泳ぐ金魚の組み合わせはとても風情があります。

鉱物・岩石・化石が並ぶ「益富地学会館(石ふしぎ博物館)」

京都御所の近くにある「益富地学会館」は、鉱物・岩石・化石などを展示している博物館です。
昭和48年に益富壽之助博士によって創設され、3階建ての建物の中には、さまざまな「石」が所狭しと並べられています。

鉱物というと、宝石のような美しい石を思い浮かべるかもしれません。しかし、館内を見ていると、普段なら何気なく通り過ぎてしまいそうな石にも、それぞれ違った色や模様、質感があることに気づきます。
改めてじっくり眺めてみると、石だけでもこれほど多くの種類があるのかと驚かされます。
鉱物や地学について詳しくなくても、形や色の違いを眺めているだけで十分に楽しめる博物館です。

益富地学会館(石ふしぎ博物館)

京都・右京区の住宅街にある「花園教会水族館」

もうひとつ、京都の個性的な水族館としてご紹介したいのが「花園教会水族館」です。
京都市右京区の住宅地の中にある、教会が運営している珍しい水族館です。

もともとは、「生きた魚を見たことがない」という子どもたちのために魚の展示を始めたことがきっかけだったそう。その後、少しずつ水槽が増えていき、捨てられたり、飼いきれなくなったりした外来種を保護するようになりました。現在では、展示されている生き物の多くを外来種が占めるという、とても個性的な水族館になっています。
一般的な水族館ではなかなか見る機会のない生き物に出会えるところも、この水族館の魅力です。

タイミングが合えば、ボランティアの方が解説をしながら館内を一緒に回ってくださることもあります。
ただ水槽を見るだけでは分からない、生き物の特徴や背景についていろいろなお話を聞くことができるので、訪れるたびに新しい発見があります。

入場料は無料ですが、1000円以上寄付をするとオリジナルのキーホルダーがもらえます。このキーホルダーがかわいいので、私は訪れるたびに寄付をするようにしています。

花園教会水族館

今回ご紹介したのは、

・路地水族館
・益富地学会館(石ふしぎ博物館)
・花園教会水族館

の3カ所です。

どの施設も、大きな博物館や水族館とは少し違った個性があります。

その分野について詳しい知識がなくても大丈夫です。
石の色や形を眺めたり、水槽の中を泳ぐ魚をぼんやり見たりしているだけでも、不思議と楽しい気持ちになります。
有名な観光地を巡る京都もいいですが、ときにはこうした京都の小さな博物館・水族館を訪ねてみるのも面白いものです。

気になる場所があれば、ぜひ一度足を運んでみてください。

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