東京オフィス開設3周年
早くも開設3周年
7月1日は弊社の法人化第32期スタートの日であるとともに、東京事務所開設3周年の日でもあります。
2019年の春から場所探しを開始し、6月後半になんとか小さいながらも場所を確保しました。それから早くも3年が経ち、4年目に突入ということになります。
開設早々コロナの衝撃
7月にオフィスを開設し、その年の後半からじわじわとコロナの話題が広がり出しました。
そして年が明け2020年の春には1回目の緊急事態宣言が発令。日本中がコロナショックに襲われました。
東京に出ていよいよ動き出そうというときに、今まで経験したことの無いような世の中の停滞が起こり、当然ビジネス全体もストップしました。
完全に出鼻をくじかれた感じがしていましたが、なんとか仕事も確保し、細々と稼働はしていました。不要不急の外出自粛や県をまたいでの移動制限など逆風の大きさは想像を遙かに超えたものでしたが、ビジネスを止めるわけにはいかないと判断し、必要最低限に減らしつつも東京への出張を重ねました。
新幹線の車両に私一人というのも何度かあったし、品川駅の自由通路に駅員以外は私一人ということも経験しました。そんな衝撃的な光景はもうごめんですが、感染予防対策を厳重にし、なんとか感染すること無く乗り切ることが出来ました。ただ、やはり新規のクライアント獲得は困難を極め、当初のもくろみとは大きくずれる結果となりました。
恵比寿のレンタルオフィスから原宿のテナントへ
世の中がコロナの状況に少しづつ慣れてきた2021年になると、クライアントからの依頼も徐々に増えてきたこともあり、やはり恵比寿のレンタルオフィスでは不便を感じるようになりました。
幸か不幸か、コロナの影響で東京中心部のテナントに空きが急増し、
家賃も低下し始めていたので、思い切ってテナントを借りることにしました。
最初に東京で場所探しをしたときとは比べものにならない数の物件があふれ、家賃も希望の範囲で収まるようになっていました。
私は昔から、周りの状況が整ったときに動かないのは衰退の始まりだと思うようにしているので今回もこのチャンスを逃すつもりは全くありませんでした。結果的に古いビルではあるものの山手線原宿駅から5分あまりの所に場所を確保できました。
スタッフ2名転勤
移転後しばらくして、2021年12月に京都オフィスから2名のスタッフが転勤し、
ようやく東京オフィスとして本格的に稼働できるようになりました。
コロナの影響も小さくなって、新規のクライアントも徐々に増え出し、
従来からのクライアントと合わせると売り上げの20%を超えるようになりました。
ようやく東京の街の力を感じる動きが目立ちだし、コロナ禍にもしっかり前進してきた甲斐があったと安堵するとともに、さらなる前進の思いを改めて強くしました。
今後の展開は
なんといってもコイズミデザインファクトリーの強みは商品企画やブランディングからグラフィックデザイン、テキスタイルデザイン、プロダクトデザイン、WEBデザイン、イラストレーション、写真撮影、動画制作、ECサイト構築までの全てを社内でこなせることにあります。
ほとんどのデザイン会社はもっと特化した狭い範囲の業務にとどまっていて、社内でこなせないものは、全てアウトソーシングというのが普通です。
うちのように全てを内製化できているデザイン会社はほとんど存在しません。
それは関西に限ったことでは無く、東京の場合でも仕事の単価が高いため、なおさらアウトソーシングが中心です。
この状況はうちにとって大きなアドバンテージになります。
今はまだまだうちのその、その強みをもっともっと伝える努力をしようと思います。その方法としていくつか考えていることもあり、今はその準備にかかっているところですが、12月1日の創立記念日を機にいろいろな展開をしていこうと思います。30周年の時に実現できなかったオウンドメディアにも再挑戦したいし、
自社の持っている能力を活かした新しいビジネスの展開も考えています。ここからの半年は、コイズミデザインファクトリーにとって今までで最も大きな前進をしたいと思っています。
創立36周年の節目に大きく進化するコイズミデザインファクトリーをこれからもどうか宜しくお願いいたします。