2019.2.11

黒いコーディネート

今年の秋冬は自分の着るもののコーディネートに大きな変化がありました。今まで私は服や鞄、靴といった身につけるものにほとんど「黒」を採用していませんでした。下駄箱の靴も冠婚葬祭用や一部の革靴以外はすべて「茶系」でしたし、鞄も赤や紺はあっても「黒」はほとんど持ちませんでした。
世の中のビジネスマンが上から下まで「黒」で揃えていることに極めて残念な印象を持っていたし、休日に買い物をしている中年男性もほとんどが黒基調のコーディネートに限られているように思うからです。
デザイナーも全身黒づくめの方をよく見かけますが、私はどうもつまらなく感じてしまい、あまり良くないことですが、そこで技量を値踏みしてしまうところがあります。

そんな偏った考え方の私でしたが、今年は仕事の都合上「黒」のスタイルでないとだめなことが多くあったため、否応なしに黒のアイテムを揃えることとなりました。

どうせならと「黒」を自分のコーディネートに入れ込む方法を考え、普段の印象にもバリエーションを持たせてやろうと思い、この秋冬の買い物はほぼ「黒」に限定しました。

私のように中年になってくると多少おなかも出てきますし、毎日の食生活がいい加減な結果、若いときのようにすらっとした印象など到底無理になっています。その中で「黒」をどう取り入れてやろうかと考え、まず行き着いたのが「Black HUNT」。私が勝手につけた言い方ですが、ファッション雑誌の「HUNT」に出てくるイメージにアーバンな黒いアウトドアイメージをプラスしたような感じです。

この秋冬に入手した「黒」アイテムは黒いTIMEX、黒いキルトのハーフコート、黒い砂よけをつけたチロリアンシューズ、マスターピースの黒いメッセンジャーバッグ等々。

TIMEX

でも全身黒というのはあまりにも芸がないので、そこに迷彩や赤のチェックなどポイントを必ず置くようにしています。そうすると今まで持っていた「茶系」のアイテムともうまくバランスがとれて今までとは少し違った印象になります。

マスターピース
毎日どんな組あわせにしようかと考えるのがとても楽しいし、何となく鏡に映る自分の印象も変わったように思えるのでちょっといい気分です。
TOP
contact