2026.9.17
福井県越前市のパピルス館で紙すき体験
和紙の手すき体験ができる、
福井県越前市の「パピルス館」にいってきました。
まずは繊維が溶けた水溶液の入った水槽の中に木の枠を入れ、揺らしてを何度が繰り返してベースを作ります。次に押し花などを配置して、ラメや色水を垂らして飾りつけます。押し花はどこに置こうか、色水は何色にしようか…普段のレイアウト作業はパソコンなので微調整もすぐできますが、手作りはやり直しができません。悩む時間も楽しみながら飾り付けました。


最後に乾燥させたらできあがりです。
ざらざらとしたあたたかみのある手触りと、繊維が透けて見えて紙は木から出来ているんだなということを改めて感じることができます。

続いて、タケフナイフビレッジへ
パピルス館のある越前市は、今立町と武生市が合併して誕生した市です。今立町は和紙づくり、武生市は打刃物の産地として知られていました。
パピルス館の近くには、越前打刃物の工房とショップが併設された「タケフナイフビレッジ」という施設もあります。ここでは実際の工房を見学することができ、私が訪れた際には、「鍛造」と呼ばれる、熱した金属を叩きながら形をつくっていく作業を見ることができました。



職人さんが手にしているものを見ると、形こそ包丁になっているものの、まだ一枚の金属板のようにも見えます。そこから何度もの工程を重ね、美しい包丁へと仕上げていく。その手間と技術を思うと、あらためて職人さんのすごさを実感しました。
紙も刃物も、今では機械による大量生産品が身近なものになっています。だからこそ、時間と手間をかけて一つひとつ作られたものに触れると、手仕事ならではのあたたかさや、細部まで丁寧に仕上げられた品質の高さを、あらためて感じることができます。
福井県で、たくさんの手仕事に触れた一日でした。
関連検索



