2018.8.17

イラストといえども墨汁は使いません

最近特にたくさんの受注を頂いている筆文字や墨絵の仕事は、全て代表の小泉が描きますが、そのときに使用する墨はその都度硯と墨ですっています。以前は墨液(墨汁)を使っていたこともありましたが、手ですった墨と比べるとぼかしたときの階調や黒の深みが全く違うので、15年ほど前からその都度手ですっています。
墨を硯でするときの独特の香りも制作意欲を高めてくれるようにも思います。

最近は京都風の仕事に限らず、和菓子やお店のロゴ、飲食店の販促物用など和風のもの全体に受注が増えています。既存のフォントではどうしてもありきたりのものになりますので店舗のロゴなどではやはり手書きのものが喜ばれます。ただ、弊社の業務の中で筆によるイラストや描き文字があまり知られていないので、今後はもう少しこのサイトやSNSなどで広報する必要があるかなと思っています。

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