2020.1.14

MUDコラム「色分け」での情報伝達

色分けで「区別」するのはパッと見て分かりやすい人が多い。

色覚障がいや高齢の人にとって、
「色分けだけ」で情報の区別をつけるのは難しい場合があります。

例えば何かの申請書類で
「新規の方はピンク、変更の方は水色の紙にご記入ください」
などと案内があれば、多くの人はすぐに紙を選べますが
全ての人がそうではありません。

スムーズな記入を助けるために、様々な書類で色分けが活用されている。

特定の色の組み合わせが同じ色に見えたり、
淡い色合いのものがはっきり見えなかったり、
障がいや疾患によって、内容や程度は様々です。

「分かりやすさ」を「共有」するためには?

しかし、正常色覚の人にとっては、
「色分け」はひと目で分かる便利な表現でもありますね!

そこで、メディアユニバーサルデザイン(MUD)の観点から
「色分け」を残しながらも、色分けだけでなく「形」や「色名の文字表記」で
より多くの人に違いを分かりやすくする工夫がなされたりします。

このような課題も、
KDFの「デザインの力での問題解決」に取り組むMUDで、
製品やサービスの気付かなかった問題点が見えてきたり、
スマートな解決策がご提案できることがたくさんあります。

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