2019.8.26

MUD news! 政府発行「全国地震動予測地図」改変

政府の地震調査研究推進本部は、
日本列島内の地震危険度を色で表す「全国地震動予測地図」を
全国で300万人以上といわれる色覚障がいの人にも
分かりやすい配色に作り直すことを決めた、
とのニュースが報道されました。

色覚障がい者が見分けにくい「緑と赤」の配色を避けるため
「緑色」の使用をやめ、見分けやすい9色を使用したものに変更される
とのことです。

地震発生で机の下に避難する女性
突然やってくる災害には日頃の備えや知識が大切

「災害後の情報」だけでなく
「防災」も今後は重視

災害発生後の情報については気象庁が同様の取り組みを始めていますが、
地震本部は防災情報に関して「色のバリアフリー化」を
順次進める方針です。

緊急時に必要となるものの、普段見慣れていない防災地図などの情報を
しっかり理解して活用するのは誰にとっても難しいことなので、
より分かりやすくなるように改良されるのは、とてもありがたいですね!

防災計画の基準となる地図の改変で
期待されること

予測地図は国や自治体の防災計画の基準になっているので、
他の情報提供においても、色のバリアフリー化が広まることになります。

地震に限らず、自然災害全般に適用すべきだとの声も多く、
今後、ルールや表現が統一されて
より分かりやすい情報が提供されることが期待されます!

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