2019.11.18
MUDコラム「これもユニバーサルデザイン?」
「ユニバーサルデザイン(以下UD)」と言われると
なんだか大層なモノのように感じてしまうかもしれませんが、
身近なものにたくさんのUDがあります。
例えばペットボトルの「くびれ」は
指が掛かって持ちやすいようにつけられています。
「たったそれだけのことが?」と思うかもしれませんが
あるとないとで大違いの「ちょっとした工夫・配慮」こそが
実用的なUDです。
他にも、目の不自由な人にも
シャンプーとリンスの区別がつくように
ボトルに点字のような凹凸がつけてあったり、
プリペイドカードなどにも切り込みがつけてあります。
ひと昔前にはなかった「ドラム式洗濯機」も
様々な身長・車椅子の人も利用しやすいUDと言えます。
センサー式の水道の蛇口や、自動点灯するトイレの電気なども
すっかりお馴染みのUDですね。
よくできたUDほど、誰にとっても自然で
「使いやすくて、特別気にも留めなかった!」
と思うものかもしれませんね!
KDFが取り組む、情報ツールのデザインにおけるUD、
「メディアユニバーサルデザイン(MUD)」も
上に挙げたUDくらい、様々なシーンで浸透して
「当たり前」になる日も近い!と思います。
「MUD」について、詳しくは下記の過去記事をお読みください。
「メディア・ユニーバーサル・デザイン(MUD)」