2026.3.11

今年こそサングラス

サングラス

私はもうすぐ63歳になります。しかし、ありがたいことに今でも両目の視力は1.2。長年パソコンに向かう仕事をしてきたわりには、目に関してはほとんど不自由を感じたことがありません。老眼鏡も必要なく、日常生活はもちろん、仕事にもまったく支障はありません。

思えば、1日10時間以上パソコンに向かう生活を、もう30年近く続けてきました。普通なら視力が落ちてもおかしくないはずですが、どういうわけか私の目はまだ元気です。周囲の同年代の人たちは、ほとんどが老眼鏡を使っていますし、デスクの上にいくつもメガネを置いている人も珍しくありません。そういう光景を見るたびに「自分は本当に恵まれているな」と思います。

ただ、その一方で、ふと考えることがあります。
この状態がずっと続くわけではない、ということです。

いまはまだ必要ありませんが、いずれ必ず老眼鏡が必要になる日が来るでしょう。年齢を考えれば、それはそう遠い未来ではないのかもしれません。

しかし、困ったことがあります。私はこれまでほとんどメガネを掛けたことがないのです。もともと目が悪くないので、メガネに縁のない人生を送ってきました。運転をするときも、ゴルフをするときも、サングラスすら掛けません。

なぜかというと、メガネを掛けるとどうしても気になってしまうからです。鼻の上に何かが乗っている感じや、視界の端にフレームが入る感じがどうにも落ち着かない。そうなると、大事なことに集中できなくなるのです。

そのため、これまで「メガネを掛ける」という習慣がまったく身についていません。

けれども、いずれ老眼鏡が必要になったとき、急にメガネ生活が始まるのは少し困る気がしています。それに、ある日突然「メガネじいさん」になるのも、なんとなく格好がつかない気がするのです。

できれば、もう少し自然にメガネのある生活に慣れておきたい。

そこで最近思うようになったのが、「まずはサングラスから始めてみよう」ということです。

実はこれまでにも、何度かサングラスに挑戦しようと思ったことがあります。店で試着してみたり、買ってみたりしたこともあります。ところが、いざ外で掛けようとすると、なんとなく恥ずかしかったり、目元がうっとうしく感じたりして、結局は掛けずに終わってしまいました。

サングラスを持っているのに使わない、という状態が何度も続きました。

それでも、今年は少し気持ちが違います。
年齢のこともあるのかもしれませんが、「そろそろ慣れておいた方がいいのではないか」と思うようになりました。

いきなり一日中掛けるのは無理でも、短い時間から始めてみればいい。車を運転するときだけでもいいし、散歩のときだけでもいい。ゴルフのときに少し試してみるのもいいかもしれません。

とにかく、少しずつでも「メガネを掛けている自分」に慣れていくことが大事なのだと思います。

そしてもう一つ大切なのは、周囲の人にも私のメガネ顔に慣れてもらうことです。長年メガネを掛けていない人が、ある日突然メガネを掛け始めると、意外と周囲の反応が大きかったりします。「どうしたんですか?」とか「イメージ変わりましたね」とか、いろいろ言われるものです。

そうならないためにも、まずはサングラスから。
さりげなく、少しずつ。

そんな小さな挑戦を、今年はしてみようと思っています。

これまで何度も挫折してきたサングラスですが、今年こそは少しずつ慣れていきたい。そうしていつか、本当に老眼鏡が必要になったときにも、慌てることなく自然に受け入れられるように。

そんな未来の準備として、まずは一本のサングラスから。
63歳のささやかな挑戦が、今年の目標です。

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