2026.10.10

京都市産業技術研究所でデザインイベントの事前ミーティング参加

京都市産業技術研究所

今日は、京都市産業技術研究所で11月に行われる、デザイナーと地元企業のマッチングイベントの事前ミーティングに参加しました。イベントの詳しい内容は、また次回紹介したいと思います。

この日は、京都で活躍するプロダクトデザイナーやグラフィックデザイナー10名が集まり、イベント内で行うクロストークについて打ち合わせをしました。同じデザイナーという肩書きでも、手がける分野や企業との関わり方はそれぞれ違います。そうした違いが、企業との新しい接点を考えるきっかけになるのではないかと思います。

ミーティングの後は、研究所内のさまざまな施設や実験室を見学しました。京都市産業技術研究所は、西陣織や日本酒造り、清水焼、染色など、京都を支える産業に向けて、中小企業の技術開発を支援しています。伝統産業に加え、バイオや新素材など、その対象となる分野も幅広くあります。

京都のものづくりというと、長い歴史や職人の技に目が向きやすいものです。しかし、受け継がれてきた技術をこれからも生かしていくためには、新しい素材や製法の研究、時代に合った用途の開発も必要になります。見学を通して、その歩みを技術の側から支える場所が身近にあることを、あらためて実感しました。

私たちデザイナーも、企業の技術や商品の魅力を伝える仕事をしています。ただ、見せ方を整えるだけでなく、その技術で何ができるのか、誰の役に立てられるのかを、企業と一緒に考えることも大切な役割だと思います。技術について知ることは、デザインの可能性を広げることにもつながります。

地元に優れた技術を持つ企業があり、そこで活動するデザイナーがいても、互いの仕事を知る機会がなければ、協業はなかなか始まりません。だからこそ、企業とデザイナーが出会い、話をする場には意味があります。研究所のように企業の技術を理解している機関が間に入ることで、お互いの強みを生かせる組み合わせも見つけやすくなるのではないでしょうか。

他府県にも、地元企業と地元のデザイナーの協業を支える取り組みがあります。京都市産業技術研究所も、そうした協業を支える拠点として機能していくことに期待したいと思います。私たちも、一度の出会いを継続的な仕事につなげられる場に育てていきたいと考えています。11月のイベントが、そのきっかけの一つになればうれしいです。

京都市産業技術研究所
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