財テクするより素敵なデザインの靴をまとめ買い
うなるほどお金を持っている人は別として、一般人、特にビジネスマンは少しくらいの財テクをするくらいなら、気に入ったデザインの靴をまとめ買いした方がいい。やれ株や、投資信託やなどと騒ぐくらいなら3万円そこそこでもいいから(できればもっと高い方がいい)靴を10足ほどまとめ買いをする方がずっといい。
例えば3万円の靴を10足買えば税込みで32万4千円。この10足をちゃんと手入れをして毎日違う靴を履けば軽く10年は持つ。
仮に32万4千円を10年間財テクで運用したとしよう。この低金利のご時世、相当うまく運用しても年利10%は夢の数字。
もし、靴をまとめ買いせずに履きつぶしては捨てるということを繰り返したとしよう。そうすればおそらく年に2足は買わないといけない。ましてやどうせ冠婚葬祭用やちょっとしたお出かけ用となれば、1足でずっといけるわけもないので実際は年間2足では済まない。そうすると少なく見積もっても10年で20足以上の靴が必要になる。
つまり10足まとめて買うより2倍以上の靴が必要となるわけだ。
靴というのは毎日同じものを履くと痛み方が激しい。汗や砂、泥など革を痛める条件が毎日続けて襲いかかるので、靴が休まる暇がない。だから持ちが悪くなる。
ましてや毎日同じ靴を履いていると、まわりから決していいようには思われない。靴が新のうちはいいが、痛み出して3ヶ月もたってくると目も当てられない。
それなら10足の靴を毎日チェンジして履けば、靴の持ちは劇的に良くなるし、まわりからオシャレに見られるし、靴磨きの楽しさも味わえる。1足づつ買い換えていくよりもおそらく倍は長持ちする。
つまり3万円程度の靴を10足まとめ買いをすれば10年で32万4千円で済むのに比べ、1足づつ買い換えていると倍以上、おそらくは70万円程度の出費となる。
これならつまらん財テクをするよりずっといいし、おまけにまわりの評判も良い。
ビジネスマンたるものまわりの目や身だしなみも大切なのだから、まずはデザインの気に入った靴の10足まとめ買いからスタートしてはどうだろうか。
ちょっと私の言い訳くさい気もするが、得なのは事実だ。