2021.8.12
夏こそジャケット
夏こそジャケット!、といいたいところではあるけれど、ここ何年かの夏の暑さは、尋常ではないので相当な覚悟が無いと外出時にジャケットという選択肢は無い。
車で出かけるときはまだしも、電車で遠方に出かけるときなどは絶対に無理。
本来、夏の素材である麻や綿のジャケットでも事務所に戻る頃には汗だくだ。
汗をかくだけならまだしも、熱中症にでもなったりしたら大変だ。
最近では非常に風通しが良かったり、冷感の素材を使ったものもあるが、それでもなかなか最近の暑さには勝てない。
海外のトラッドブランドの宣伝では、リネンのジャケットに蝶タイを締め、メッシュのシューズで決めたような写真があるが、ヨーロッパならまだしも、日本の夏では、あんな格好は絶対に無理。かといって涼しくなる10月にそんな格好をしていたら、それはそれでなんとなく変だ。
つまり、日本では夏物のジャケットを着る時期なんて、4月5月くらいであとは現実的に無理ではないか・・・・。
しかも、最近では企業もクールビズが当たり前になったし、そもそもスーツを着ない職種が増えているのも確かだ。
こんなことでは、終いに夏物のジャケット自体が姿を消す日が来るのでは・・・・、とそんな心配が頭をよぎる。