2019.8.25

MUD_vol.1 メディアユニバーサルデザインとは

「メディア・ユニバーサル・デザイン」(以下MUD)とは、
さまざまな情報伝達のシーンで
年齢・障がいの有無・文化や言語の違いなどになるべく左右されずに
より多くの人に「見やすく・伝わりやすく」するための配慮手法です。

例えば、電車の路線図や案内図、何かの資料での表やグラフなど
生活や仕事で誰もが関わるもの。

視力・視覚のハンデは気付かれにくいもの

どんな人に対する配慮?

高齢者や色覚障がい者などの、視力や色覚にハンデのある人。
日本の文化や表記が分かりづらい外国の人。
そしてもちろん、視力も色覚も問題ない多くの人にとっても
見やすく、理解しやすいことが大切です。

正常色覚色・覚障がい・白内障での見え方の違い
左から、正常色覚・色覚障がい2パターン・白内障での見え方の違い例

どうして配慮が必要?

普段の生活ではなかなか意識しませんが
「見える/見えない」「どんな見え方なのか」は十人十色です。
ほんの少し想像力を働かせて、
よりたくさんの人にとって伝わりやすいデザインを心がけることで
明快なデザインにでき、ツールの効果は高まります。
それは、伝える側にとっても受け取る側にとっても、
快適で嬉しいことですね!

気付いていないだけで、きっとすでにあなたの周りにもあるMUDに
少し興味を持っていただけたでしょうか?
次回は、さらにMUDを知る上で欠かせない
「ユニバーサルデザイン」にスポットを当てた
「そもそもUD(ユニバーサルデザイン)ってなに?」をお届けします。

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