2020.2.10

MUDコラム「赤ちゃんの色覚と、こどもの見ている世界」

犬や猫は人ほどたくさんの色は認識していない、とか
昆虫は複眼をもっている、など
動物の視覚についての豆知識は
誰でも少しは聞いたことがあるのではないでしょうか?

本を見る赤ちゃん
生まれたての赤ちゃんは、大人とは違う色彩で世界を見ている

では、「人間の赤ちゃん」はどうでしょうか。

赤ちゃんは生まれたての時はかなり低い視力で
色も「白・黒・グレー」のモノクロの識別しかできません。

生後10週間頃にはだんだん動くものを目で追うようになり、
初めの色「赤」を認識します。

そして生後3ヶ月頃までには、全ての色彩を認識するようになります。

乳幼児期に、はっきりしたカラフルな遊具で視覚に刺激を与えると良いと言われる

乳児から幼児になり、視力もそれぞれのものを獲得し、
少しずつ知識も増え、目で見て認識できるものが増えていきます。
例えば好きな色やキャラクターの模様を好んだり、
トイレのマークを覚えたり。

そんな「こども」たちも、
MUD(メディア・ユニバーサル・デザイン)の対象です。
大人とは違う視点の低さや、読めない文字や知らない記号。

こども向けの媒体や施設においては
様々な「こどもならでは」の特性を知って工夫することが大切ですね!

KDFの「デザインの力での問題解決」に取り組むMUDで、
製品やサービスの気付かなかった問題点が見えてきたり、
スマートな解決策がご提案できることがたくさんあります。

詳しくはリンク先の過去記事をご覧ください!
「メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)」


TOP
contact