2026.2.5

KDFの資料 24

フランクロイドライト
フランクロイドライト・ポートフォリオ
フランクロイドライト・ポートフォリオ

フランクロイドライトの作品集。彼の手書き図面や手紙、彼の作品をデザインしたポストカードなどふんだんに資料が盛り込まれたポートフォリオ。

コイズミデザインファクトリーでは、デザイン業務を進めるうえでの思考整理や視点の確認を目的に、さまざまなデザイン資料や作品集に目を通しています。その中でも、建築家 フランク・ロイド・ライト の作品集は、分野を超えて多くの示唆を与えてくれる存在です。

ライトの建築に共通して見られるのは、造形や装飾が先行するのではなく、目的や条件が明確に整理されたうえで設計されている点です。
土地の特性や周囲の環境、そこで暮らす人の動線や使い方など、前提条件を丁寧に読み解き、それに対する最適解として建築が構成されています。

この姿勢は、私たちが日々取り組んでいるWebサイト制作やロゴ、パッケージデザインなどにもそのまま当てはまります。
コイズミデザインファクトリーでは、制作に入る前のヒアリングや情報整理を非常に重視しています。
なぜ今このデザインが必要なのか、どのような課題を解決したいのか、誰に何を伝えるべきなのか。
こうした点を明確にしないまま進めたデザインは、結果として使われなかったり、成果につながらなかったりするケースが少なくありません。

また、ライトの作品集から学べる重要なポイントのひとつに、「要素の取捨選択」があります。
彼の建築は決して情報量が多いわけではありませんが、必要な要素が的確に配置されているため、空間としての完成度が高く保たれています。
これは、情報を詰め込みすぎてしまいがちなWebサイトや販促物において、特に意識すべき考え方だと感じています。

ビジネスにおけるデザインは、自己表現ではなく、目的達成のための手段です。
見た目の印象だけでなく、使いやすさ、分かりやすさ、運用のしやすさまで含めて設計することが求められます。
ライトの建築が長年にわたり評価され続けている背景には、こうした実用性や合理性がしっかりと組み込まれている点があると考えています。

さらに、時間軸を意識した設計も重要な要素です。
短期的な流行に左右されるのではなく、長く使われることを前提としたデザインは、結果としてコストパフォーマンスの向上やブランド価値の蓄積にもつながります。
コイズミデザインファクトリーが「一過性のデザイン」ではなく、「継続して機能するデザイン」を重視しているのも、この考え方に基づいています。

フランク・ロイド・ライトの作品集は、建築の参考資料という枠を超え、デザインをビジネスとして捉えるうえでの基本姿勢を改めて確認させてくれます。
条件整理、目的設定、要素の選択、そして長期的な視点。
これらを丁寧に積み重ねることが、成果につながるデザインの土台になると、私たちは考えています。

KDFの資料

フランクロイドライト・ポートフォリオ AMAZONで買う

関連検索
TOP
contact