川越バターサンド ロゴデザイン

埼玉県川越に、新しいスイーツブランド「川越バターサンド」がオープンしました。このお店のロゴデザインを、コイズミデザインファクトリーが担当しました。今回は、そのロゴ制作の背景やデザインの考え方についてご紹介します。
川越は「小江戸」とも呼ばれ、江戸の面影を感じさせる蔵造りの街並みが今も残る人気の観光地です。石畳の道や歴史ある建物が並ぶ風景は、訪れる人にどこか懐かしさを感じさせます。近年は観光地としても多くの人が訪れ、歴史的な景観と新しいお店が共存する魅力的な街として注目されています。そんな川越の街に誕生したのが、バターサンド専門店「川越バターサンド」です。
このお店では、店内の雰囲気として「昭和レトロ」をテーマにした空間づくりが行われています。どこか懐かしく温かみのある昭和の空気感は、川越の街並みともよく調和し、訪れる人にゆったりとした時間を感じさせてくれます。そこでロゴデザインでも、その昭和レトロなイメージを意識しながら、親しみやすく印象に残るデザインを目指しました。
昭和の時代には、街のお菓子屋さんや洋菓子店の看板やパッケージに、手書きのような温もりを感じるロゴが多く使われていました。今回のロゴでも、そうした時代の空気をほんのりと感じさせながら、現代のお店としても違和感のないバランスを大切にしています。懐かしさだけに寄りすぎず、観光客にも親しみやすいシンプルで見やすいデザインに仕上げることを意識しました。
さらに、観光地のお店であることも重要なポイントでした。川越を訪れる観光客がお土産として手に取ることも多いため、パッケージや看板、ショップカードなどさまざまな媒体で使いやすいロゴであることが求められます。そのため、遠くからでも視認性が高く、また小さく使用してもブランドの印象がしっかり伝わるような設計を意識しました。
ロゴはブランドの「顔」となる存在です。お店のコンセプトや商品の魅力を、最初に伝える重要な役割を持っています。今回の川越バターサンドのロゴも、川越という街の持つ歴史や、昭和レトロな店内の雰囲気、そしてバターサンドというお菓子のやさしい魅力を感じてもらえるようなデザインを目指しました。
川越の街を散策しながら立ち寄り、どこか懐かしい雰囲気の店内で楽しむバターサンド。そんな体験とともに、このブランドが多くの人に親しまれていくことを願っています。そして、その入口となるロゴデザインも、長く愛される存在になれば嬉しく思います。
コイズミデザインファクトリーでは、これからもブランドの背景やお店のコンセプトを大切にしながら、デザインを通して魅力を伝える仕事に取り組んでいきたいと考えています。デザインは単なる見た目の装飾ではなく、そのブランドのストーリーや世界観を伝える大切な役割を持っています。これからもさまざまなブランドづくりに関わりながら、デザインの力で新しい価値を形にしていきたいと思います。



