春のインターン生

今年の春もインターン生が来てくれました。
コイズミデザインファクトリーでは、積極的にインターン生の受け入れを行ってきました。気がつけば、その取り組みは20年以上にわたります。これまでに受け入れてきた学生は100名を超え、私たちにとってインターン制度は単なる教育支援ではなく、共に学び合う大切な活動のひとつとなっています。
デザインの仕事は、教科書だけでは身につきません。クライアントとの対話、コンセプトの立案、ラフスケッチからフィニッシュまでの思考のプロセス、修正のやり取り、印刷や生産現場との連携など、実際の現場でしか体験できないことが数多くあります。コイズミデザインファクトリーでは、そうしたリアルな現場の空気を体感してもらうことを大切にしています。
インターン生には、単なる作業補助ではなく、「なぜこのデザインなのか」「なぜこの表現なのか」という背景や意図まで共有します。時には企画会議に同席し、時にはラフ案を提出してもらい、プロの視点でフィードバックを行います。デザインの楽しさだけでなく、難しさや責任も含めて伝えること。それが私たちのスタンスです。
また、インターン制度は一方通行ではありません。若い世代の感性や視点は、私たちにとっても大きな刺激です。SNSの感覚、トレンドの捉え方、価値観の変化。そうした新しい風が社内に入ることで、組織は常に柔らかく、しなやかでいられます。20年以上続けられているのは、私たちにとっても学びがあるからにほかなりません。
これまでに100名以上の学生が、ここでの経験を経て社会へ羽ばたいていきました。デザイン業界に進んだ人、異なる分野で活躍している人、それぞれの道を歩んでいますが、「現場での経験が大きかった」と言ってもらえることは、何よりの喜びです。
コイズミデザインファクトリーは、これからも未来を担う若い世代と真剣に向き合い続けます。デザインの力を信じ、実践の場をひらき、挑戦する人を応援する。20年以上続いてきたこの取り組みを、次の世代へとつないでいきたいと考えています。
デザインは、人と人との間に生まれるもの。だからこそ、その出会いを大切にしながら、これからもインターン受け入れを続けてまいります。



