2023.8.24

2023年夏のインターン生

2023年夏 インターン生

今年の夏もインターン生が来てくれました。

今年は今までで最高の6名。今までは2〜3名でしたが、今年初めて参加してくれる学校が2校あったため一気に増えました。内訳は京都芸術デザイン専門学校1年生2名、大阪成蹊大学3回生1名、嵯峨美術短期大学1回生1名/専攻科1回生1名、沖縄県立大学3回生1名となっています。

今年の課題は「SNSで自分を発信する」

昨年までは各自の専攻に合わせて課題を決め、インターン期間内に1つの作品を完成させるということをやってきましたが、今年からはちょっと内容を変更しました。
美大生やデザイン系専門学校の生徒達は就活の1年前から学校のカリキュラムの中で、就活についてかなりのプレッシャーをかけられるのが普通です。各自制作した作品のポートフォリオを作成したり、面接に強くなるようにプレゼンテーションの練習をしたりします。最近ではポートフォリオと共に、自分のプロフィールサイトをネット上にアップして作品を公開したりもします。
ただ、私はかねてからこの方法に疑問を感じています。これではどの学校も個性が無く、同じ学校の生徒のポートフォリオには同じ課題がずらりと並ぶということがおこり、個性を発揮しないといけない場面で、個性を殺してしまうということが起こります。また、せっかく作ったWEBサイトも沢山の人に見てもらうという工夫が足りず、履歴書にアドレスを書いておしまいというもったいない状況になっています。

学生の間から自分を発信する力を身につける

そこで今回からコイズミデザインファクトリーのインターン生にはSNSによる自分の発信を経験してもらい、来るべき就活の時期に大きな武器を身につけてもらうことにしました。10日間という限られた時間の中で、SNS発信の基本であるInstagramを使い、そこにfacebookを紐付けて自分発信の基盤を作ってもらいます。もちろんプライバシーとの関係やコンテンツづくりのことなどSNSのマナーやノウハウなど、少しでも沢山のことを経験してもらい、特に中小企業の発信力不足にフックする人材として、他の学生よりも有利な就活を送ってもらおうという魂胆です。

材料は弊社のBtoCプロジェクト「tote×tote」

SNS発信の練習材料としては、コイズミデザインファクトリーのBtoCプロジェクトである「tote×tote」を選びました。「tote×tote」のトートバッグを1人1枚進呈し、それを材料に販促のコンテンツを作ったり、広告バナーのデザインをしたりします。20歳前後のインターン生の目で見た「tote×tote」をどうやって市場に認知してもらうかということを考えてもらいます。
これなら実際に生きた課題として勉強になる部分が多いし、うちの事務所にとっても「tote×tote」の販促になるという一石二鳥のカリキュラムです。

そろそろインターン期間の半分を消化し、徐々に各自のアカウントにフォロワーも集まりだしています。そういう状況を見てSNS拡散力のすごさ、重要性をを実感してくれているようです。

TOP
contact