2021 年頭に想う

毎年元日に念頭の想いを書き込んできましたが、今年は色々な意味で今までに無い気持ちで迎えた元日のように思います。
もちろんコロナによることが最も大きな理由ですが、自分の中でも創業以来の大きな決意が感じられ、引き締まった元日を迎えることができました。
特に東京でのビジネスが本格的に進み出した事が大きな要因ではありますが、コロナ禍で低調な経済状況の中、攻めの戦略が今のところは功を奏していることもあり、改めて前へ進むことの大事さを感じています。

コイズミデザインファクトリーとしては、今までのやり方にもう一度自ら疑問を持ち、「他に方法はないのか」という意識を常に持ちたいと考えています。その考え方をベースに今までの様々な戦略を再構築したり、もっと活性化させることで他の事務所にはないデザインビジネスの形をもっと確固たるものにしたいと思います。

具体的には
●自分たちの持っている能力をもっと知ってもらう。
●自分たちで仕事を生み出す。
●スタッフ全員が数字を上げる仕組みを作る。
●WEBを中心としたデジタル領域と商品企画やイラストなどアナログな世界観を上手く連携させ、他所には真似のできないデザインビジネススタイルを構築する。
●中小企業を中心に、断片的なスポットの仕事に終わらず、その企業全体のデザイン要素を改善することで業績改善に貢献する。
●東京と地方のビジネスにおける格差や方法論の違いを理解し、それに応じた戦略をたてる。

これらのことは今までから頭の中にあったことではありますが、今年はそれを一気に具現化する気構えでスタートしたいと思っています。
スタッフにとってはなかなかハードな注文になるかと思いますが、今デザインというビジネスの中で生き残っていく上で、このくらいのことを考えていなくては、簡単に淘汰され消滅してしまうという覚悟を持って欲しいと思っています。

2021年、私にとっては創業以来の大きな転機が訪れるような期待感でワクワクしています。コロナがどうであろうと、こういう時こそ目を凝らしてみればチャンスが転がっているはずです。

さあ、1歩でも前へ進みましょう。