2019.10.14

2020年京都芸術デザイン専門学校の学校関係者評価委員会へ出席しました。

京都芸術デザイン専門学校

インターンの受け入れや産学協同プロジェクト等で関係のある京都芸術デザイン専門学校の学校関係者評価委員会へ出席してきました。
この委員会では学校がこの1年間にどういう考え方を元にカリキュラムを組んできたかということの報告を受け、それに対する意見を言わせていただきます。

今回は主に学生のプレゼンテーション能力のことや、デザインを進めるにあたって大事な4つの要素について話し合われました。
一般的に専門学校やデザイン系の大学では学生のプレゼンテーション能力をどのように向上させるかということに積極的に取り組んでいますが、その方法にはすこし偏りがあるのではないかという意見を言わせていただきました。
なぜなら、デザインを志す学生たちがみんな人前で話したり、自分の作品を説明することができるようになる必要があるのか・・・という疑問があるからです。
学生の中には人前で話すということが苦手なものがたくさんいます。その学生たちにわざわざそれを克服させる授業をするよりも、そういうことが苦手な学生には、他にこういう方法で自分の作品をアピールできるよ、ということを教えるべきだと私は考えます。今ではインターネットをハジメ様々な媒体で自分の能力をプレゼンテーションする手段がたくさんあります。その中で自分に最適な方法を探せば良いのであって、みんながみんな人前で堂々と説明できなくても私はかまわないと思っています。

そういうちょっと学校とは違った意見を言う私を学校側がどう思うかはこの際どうでもよいので、せっかくの機会ですから私の思うことをしっかり伝えたつもりです。

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