2022.10.23

ずっとデザイナーでいる方法

tote×tote

デザインの仕事には2通りあって、1つは「売り物」自体をデザインすること。

ファッションやインテリア、テキスタイル、プロダクトデザインがそれ。

もう1つは、「売り物」が売れるようにデザインすること。
グラフィックデザインとWEBデザインがそれ。
この2つの違いはものすごく大きい。時に、両者は大きな勘違いをする。
自分のデザインで物が売れたと思ってしまうことだ。
もちろんどちらの力も必要だけれど、それだけで物が売れると思うのも、大きな勘違いだ。「売り物」をどう売るか、本当はこの力が一番大きい。
この3つのことがちゃんとわかっていれば物は売れるし、どれかが欠けても物は売れない。これからは売り方のデザインも必要になってくる。
ところが、売り方というのは世の中を相当勉強していないとデザインできない。もともと勉強をするという習慣を持ち合わせていないデザイナーは、決定的にそういうことが苦手だ。
「売り物」のデザイン、
「売り物」を売るためのデザイン、
「売り方」のデザインこの3つができれば、
どんな時代が来ても、デザイナーは一生食えるはずだ。

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