この夏のインターン生は今までで最多の5名
例年夏休み期間と春休み期間はインターン生が来ます。
今年も大阪成蹊大学から2名、京都芸術デザイン専門学校から2名、大阪デザイナー学院から1名の計5名がインターンに来ます。
インターン生を受け入れるようになって20年近くになりますが、延にすると100名を超えていると思います。
最近の学生は学校でノートパソコンを買わされているので、こちらでパソコンを用意しる必要がありません。その分1名でも多くの学生を迎え入れたいと思っていますが、同じ期間に5名というのは初めて。
もちろん期間をずらすように設定するのですが、それでもかぶってしまうことが出てきます。
コイズミデザインファクトリーではインターン生に業務を手伝ってもらうのではなく、それぞれの専攻に合わせてデザインの課題を出し、その課程にこちらからアドバイスをしていくというスタイルをとっています。
一見学校の授業の延長のように見えますが、学校の先生とはまた違った視点でのアドバイスができるはずなので、いい経験になるのではないかと思っています。
そして今回から新しい試みとしてSNSによる自分自身のアピールを練習してもらっています。個人情報について微妙な点もありますので、そこは十分注意しながら進めてもらっています。
なぜそんなことを今回から始めたかというと、今の就活では自分をアピールするプレゼン能力やコミュニケーション能力が必要だと、どこの学校でも教えます。
でも、みんながみんなそれを叶えられるわけでもありませんし、そういうことが苦手な学生も沢山います。そういう学生たちにプレゼン能力やコミュニケーション能力を高めろといっても、それはなかなか難しいことであり、運動が苦手な人に速く走れといっているようなものです。音痴な人に歌がうまくなるように言っても難しいのと同じことなはずです。
ではプレゼン能力やコミュニケーション能力が難しい学生はどうすればいいか・・・。
今の世の中、幸いにもインターネットがこんなに発達しています。それを利用しない手はありません。InstagramでもfacebookでもYOUTUBEでも何でもいいのでそういったネット上の媒体を活用して自分をどんどんアピールするのです。
デザイナーを採用したい会社というのはそういうインターネットに長けたSNSなどの発信ができる人材も注目しているはずです。
人前で元気に話せることも大事ですが、ネットの中で不特定多数に自分をアピー−ルできることも大きな武器になるはずです。
そういうことを少しでも感じられる機会を作るために、今回からSNSの準備を課題としました。
今回インターンに来てくれた学生たちが少しでも就活で能力を発揮できる様になれば嬉しいと思います。