バンダナを楽しむ

私は人よりも首が太くてなで肩なので、服を選ぶときに少し工夫がいる。
まず、そういう体型だからTシャツが似合わない。最近のIT系ビジネスマンに多いTシャツにジャケットというのが全く似合わない。そもそもジャケットのインナーは襟付きでないと許せない考え方なので、おそらく一生そのスタイルはない。
だからジャケットの時はインナーは必然的に襟付きのシャツかポロシャツになる。
最近は何年か前にクールビズなどとへんてこりんな言葉を作った現東京都知事のせいで、ネクタイをしないビジネスマンが多くなたが、私は仕事以外の時もジャケットを着るときはネクタイをするようにしている。自分の首元の欠点を上手く隠してくれるからだ。
でもカジュアルな格好をするときにネクタイが合わないことも多いので、そんな時はアスコットタイかバンダナを巻くようにしている。
アスコットタイとバンダナでは似合うシーンが全く違うので、迷うことは無い。アスコットタイはやはりクラシックさが残ったカジュアル感がいいし、バンダナはアメリカンなカジュアル感が楽しい。
ジャケットやカバーオールを着るときに、首元に何も無いと、何か忘れているような気になるので、ネクタイ、アスコットタイ、バンダナの3アイテムは私にとってとても大事だ。

今回のブログではその中のバンダナについて書いてみたい。
バンダナを首に巻くというと、バンダナの端と端を結ぶのが普通のようだが、私はその巻き方をしたことがない。なぜなら、日本のバンダナは少し本場の物と比べて小さいので、無理に結ぶと結び目の先のあまりがほとんどなくて、まったく格好良くないからだ。日本のバンダナはだいたい1辺が51センチから53センチの物がほとんどなので、その対角線は75センチ弱となり、43センチの首回りではやはり長さが全然足りない。

そこで登場するのがバンダナ留めなる物だが、これがほとんど売っていない。ネットでは色々な素材やデザインの物が販売されているが、わざわざその為だけに送料を払ってまで購入しようと思わないデザインの物が多い。
だから私はだいたい自分で作るようにしている。アンティークボタンの頃合いの大きさの物をさがして、後ろにヘアゴムを通すだけなので誰でも簡単に作れる。アンティークボタンは雑貨屋などで見つけたときに必ず買っておくようにして、いくつかストックするようにしている。だいたいは紺ブレの金ボタンが多い。

大事なことは金色と銀色の両方が必要ということ。男性の場合、腕時計やベルトのバックル、鞄の金具など所々に金属部分があるが、それを金か銀で統一するのが好ましい。
だから金銀両方のボタンをストックして、いろいろデザインを楽しんでいる
バンダナ留めはネクタイのように結び方にコツも入らないし、バンダナも安いのでぜひ取り入れることをオススメする。