2025.4.27

ギターを半分ほど手放しました

Gibson J45

先日、所有していたギターの半分近くを手放しました。
手放すことを決断した理由はいくつかありますが、最も大きな理由は「ばね指」です。
2年ほど前から症状が出ており、左手の中指がスムーズに動かなくなってしまいました。いろいろ調べたところ、放っておけばいつか治るという楽観的な情報もあれば、だんだん悪化するという悲観的な情報もあり、不安なままギターを弾けない日々が続いていました。

Gibson J45

半年ほど前、思い切って医者へ行き、注射をしてもらった結果、日常生活には支障がないレベルには回復しました。しかし、ギターを弾くという点では、やはりばね指になる前のようなスムーズな動きには戻らず、もどかしい状態が続いています。
ストロークのように左手の動きが少ない奏法では問題ないのですが、インストゥルメンタルのように常に指を動かす弾き方では、やはり支障が出ます。おそらくこの状態が続くだろうと考え、今回、半分弱のギターを手放すことにしました。

手放したギターは以下の6本です。

  • GIBSON J45 100周年モデル
  • GIBSON 160E(1970年前後のスクエアショルダー)
  • Martin 000-28EC(FISHMANのピックアップ付き)
  • Martin LXM Little Martin
  • YAMAHA CGX-171CCA(エレガット)
  • Ovation(オベーション)Celebrity Elite

いちばん気に入っているMartin D28とD45、そして最も思い出の詰まったYAMAHAのL10は、まだ手放す気になれず手元に置いてあります。他にも、TAKAMINEのギター2本や、YAMAHAのサイレントギター、Martinのギグパッカーなども温存しています。

現在、中古楽器、特にアコースティックギターは外国人にも人気が高く、円安効果もあって最大の売り時と言われています。買い取り業者も、Martin D45については「言い値でも買い取りたい」というほどの熱意でした。
買い取り価格については、「まあこんなものかな」という印象でしたが、やはり最後まで寂しさを感じながらの売却となりました。
実は前日に「最後に一通り弾いておこうか」と思ったのですが、弾いてしまうと手放せなくなる気がして、あえて弾かずに送り出しました。

Gibson E160

今回手放したギターは、あまり思い出が濃いものではなかったため、思ったほど精神的なダメージはありませんでした。しかし、残りのギターを手放すとなると、かなり大きな落ち込みがあると思うので、当分は手元に置いておこうと思います。

そして、実は同時にフィルムカメラも約10台手放しました。
その話はまた別の機会に。

その他の「小泉の雑記帳」はこちら

Gibson J45について

TOP
contact